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2003/10/15 市民タイムス
新商品次々 ヒット作も
2003/10/15 市民タイムスに掲載されました。

 売れる商品づくりを目標に、松本市内などの中小企業八社が異業種交流会「ものづくり創造塾を結成して今月で半年を迎え、すでに五つの商品を開発し、ヒット作も生まれるなど、着実に成果を上げている。ほかにも多様なアイデアが次々に出ており、会員間で意見交換しながら磨きをかけ、より多くのオリジナル商品の実現や販路拡大を目指している。

 これまでに開発したのは障害者用リモコンつめ切り器(県情報技術試験場)、ノンアルコール日本酒(笹井酒造)、メロディ誘導式輪投げセット(HR電子技研)、家庭用可燃ごみ・廃プラスチックごみ減容ボックス(上條紙工)、竹炭インテリア(一之瀬鉄工所)。

 特に今月上旬に同市島内で開かれた「まつもと広域工業まつり」で一般販売を始めた減容ボックスは、約三百個が売り切れる人気ぶり。上條紙工の上條浩社長によると、素材に自動車のトランクルームの内装などに使う気泡ボードを利用して耐久・耐水性を高めた上、ふたの部分が下向きの観音開きになるように工夫し、ごみをたくさん押し込んでも外にあふれ出ない構造になっている。

 市のごみ袋に合わせた大中小のサイズがあり、カラフルな色彩も好評。一般販売に先駆け、会のメンバーに試作品を実際に使ってもらう中で感想や意見などを寄せてもらい、何度も改良を加えてきた。上條社長は「感じたことを率直に言ってもらえるのがためになる。販売上のアイデアも広がっていく」といい、今後は指定袋の販売業者との連携や、名古屋市の素材メーカーと共同した全国展開、インターネットを使ったオーダーメード商品の販売も計画する。

 同会は利益に結び付く商品開発を目指し、四月に発足。企業のほか、県や市、信州大学などの支援メンバーで構成し、月一回の会合を重ねている。事務局を務める同会議所の宮阪徹士技術アドバイザーは「メンバーが連携・協力することでより良い商品が生み出せると思う。まだよちよち歩きだが、知恵を出し合いながら取り組んでいきたい」と話している。

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